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Round10:カロン vs. マイケル

Round10:カロン vs. マイケル

by 週末☆ヒロイン?


 このラウンドを含め残る対戦回数は3つしかなく、上位を狙うには敗北は許されない。ここではカロンマイケルの対戦をみていこう。


 本厚木や町田の友人やtaiseiえんがわと調整していると語るカロンが使用するのは、発売当初から使用しているという『卍 デ・スザーク 卍』。全12回戦という長丁場も考慮して手に馴染んだものを持ち込んでいるわけだ。

 環境のコントロールの筆頭である『卍 デ・スザーク 卍』だが、カロンのデッキリストは《一番隊 バギン16号》と最近では珍しい2コストクリーチャーが採用されている。曰く、自身が最も強い動きをとり続けることこそが相手を後手へと追いやることへと繋がる、攻撃こそ最大防御とのことだ。確かに《堕魔 ドゥポイズ》や《堕魔 ドゥシーザ》と違い、自分の動きを加速させる。


 対するは前回の『プロシュートCS』でも4位入賞のマイケル。自身を“ファンデッカー”と語るマイケルだが、例えその手に握るデッキがメタゲーム上優位でないとしても、彼の手にかかり磨き続けられれば、それはいつしか必殺の刃へと変貌を遂げている。これはマイケルが勝ち続けることで証明されている。

 今回は『赤黒バスター』で参戦している。

 「自分のデッキで勝てることが理想」とするマイケルはDMPランキングや勝利だけに拘るのではなく、構築から始まり対戦でも勝敗が決するその瞬間までデュエル・マスターズ全てを全力で楽しんでいる。例え敗れようとも、だ。

 だからこそ。だからこそなのだ。

 我々は刮目せねばならない。

 デュエリストであり、エンターテイナーであるマイケルの生き様を…


IMG_7928.jpg


:Game

 マイケルが《“龍装”チュリス》をマナへと埋めた瞬間、カロンは思わず溜息をついた。

 《蒼き団長 ドギラゴン剣》への革命チェンジ元としてこれ以上ない《“龍装”チュリス》をマナとした…つまりは2枚目の《“龍装”チュリス》、ひいては3ターン目に走り出す公算が高いことを意味している。

 カロンが後手番ということもあり、僅か1枚のマナチャージで跳ね上がるプレッシャー。それでも指をくわえて死を待つわけにはいかない。カロンは最大限のリターンを考え《一番隊 バギン16号》を召喚し、ターンを返す。

 予定調和的に《“龍装”チュリス》は姿を現す。幸い革命チェンジ先は《蒼き団長 ドギラゴン剣》ではなく《第三種 ベロリンガー》。このブレイクにトリガーはない。

 自ターンに入ると手札を斜めに見つめるカロン。少し間を置き考えをまとめると、先ほど召喚しておいた《一番隊 バギン16号》が真価を発揮する。《堕魔 グリギャン》で墓地を肥やすとそこには魔導具と一緒に《卍 デ・スザーク 卍》が!更に《堕魔 ドゥシーザ》を続け、強引に無月の門をこじ開ける。


《卍 デ・スザーク 卍》


 たった1ターンで攻守はおろか、ゲーム自体を掌握したカロン。続くターンに《追憶人形ラビリピト》が《勝利のアパッチ・ウララー》を落とし、マイケルは我慢の時間となる。

 《堕魔 ヴォガイガ》から《堕魔 ヴォーミラ》とアドバンテージのバトンリレーが始まると、《堕魔 グリペイジ》が追い打ちをかける。マイケルは手札を使いきって《メガ・マナロック・ドラゴン》を召喚するが、盤面の打開には至らない。

 先ほど回収した《堕魔 ヴォガイガ》がフィールドインすれば、墓地へと更なる《卍 デ・スザーク 卍》《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》を届ける。盤面の《追憶人形ラビリピト》と合わせ、カロンは完全にゲームを掌握する。万が一すらもケアするように《堕魔 グリギャン》も用意すると、いよいよアタックがスタートする。《堕魔 ヴォガイガ》《堕魔 グリペイジ》《一番隊 バギン16号》が1枚ずつシールドを剥ぎ取る。

 カロンのターンは終わらない。エンドステップに《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》を着地させ、ブレイクされたことで4枚まで増えたマイケルの手札を0枚に。

 しかし、マイケルの目は死んではいなかった!


《熱血提督 ザーク・タイザー》


 この誘発効果によりマッドネスで《熱血提督 ザーク・タイザー》が着地し、cip効果で《メガ・マグマ・ドラゴン》を引き込み盤面を一掃!魔導具に溢れかえっていた盤面を朱雀のみとする。

 一転して悲しい盤面となったカロンだが、彼が注目したのはマイケルのシールドだ。先ほどのアタックで2枚まで減っており、配下の朱雀2体でちょうど削りきれる。カロンは自身のデッキ枚数を数えると、デッキ切れのリスクと天秤にかけ、魔導具召喚せずに攻撃することを選択する。

 シールドへのW・ブレイク。ここにトリガーは、ない。続く朱雀のダイレクトアタックに対して、マイケルに解決策はあるのか?

 …あった!なんと最後のシールドは


《ボルシャック・ドギラゴン》


 《ボルシャック・ドギラゴン》!!!この絶体絶命の状況で最高の解答が降臨したのだ!

 この時マイケルのマナゾーンには既に2枚の《ボルシャック・ドギラゴン》あり、先ほどの《熱血提督 ザーク・タイザー》のcip効果で《音精 ラフルル》がデッキボトムへ送られたのも確認済。つまり、マイケルのデッキ内に眠るの外れ札は残り1枚の《ボルシャック・ドギラゴン》のみとなっている。

 まさかのカウンターにカロンも動きを止める。対照的に「いける、いけるぞ」と自身を鼓舞するマイケル、山札に人生をかけているとはまさにこのこと。

 マイケルは勢いのままトップを捲る。

 力強く公開されたデッキトップによって見事に着地する《ボルシャック・ドギラゴン》。カウンターが決まると、自分のターンに入っての反転攻勢へとでる。
 《ボルシャック・ドギラゴン》はスピードアタッカーを引き連れ、カロンのシールドを次々と強襲する。そこに、トリガーはなく…

カロン 0-1 マイケル









 そう、これは我々がマイケルの手によって見せられていた展開。

 マイケルが《ボルシャック・ドギラゴン》を力強くプレイした瞬間、その場の全員が脳裏に浮かべた未来。

 目の前では、まだ、到達していない夢想世界。つまり、つまりだ。

 時は、巻き戻る。





 マイケルは勢いのままトップを捲る。


写真①

!?

写真②


 …そこにはなんと《ボルシャック・ドギラゴン》の姿が!

 デッキ内唯一の外れ札がまさかここに。カウンターが失敗した瞬間、我々が魅せられていた夢想世界のことを知ってか知らずか、マイケルはこう、ごちる。

マイケル「たまには夢みさせてくれよぉ!」


IMG_7929.jpg


カロン 1-0 マイケル


Winner:カロン
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